既存住宅の性能表示制度~リフォームに活用できる目安としての役割~
「スクラップ&ビルド」の言葉に象徴されるように
日本はこれまで、作った建築物を壊して
また新しく建てるという流れが大きくありました。
しかし、少子高齢化の影響もふくめて、今ある住宅の価値を大切に
これからも使い続けていこうとする傾向が、増えてきたように思います。
また、既存住宅は新築住宅に比べて割安ともいえます。
古い一戸建ての住宅などでは、土地の価格に近い費用で
マイホームを取得することも、けっして無理な話ではありません。
ただ一つ、既存住宅を取得するときに、気を付けておきたいところは
建物の基本的な安全性や性能がどれほどなのかが
分かりにくいという点にあります。
そうした場合には、「住宅性能表示制度」を
既存住宅の売買やリフォームの判断目安として活用する方法があります。
住宅性能表示制度は、住宅の状況を調査し
外壁のひび割れや、床の傾き、天井の漏水跡など部位別に調査し
総合的に評価が行われるものです。
「ホームインスペクション」(住宅診断)という言葉も
最近耳にすることが増えてきましたが
同じ意味のものです。
住宅性能表示制度の調査・評価は
国土交通省に登録された評価員によって行われ
次のような7つの分野を調べていきます。
・構造の安定
・火災時の安全
・維持管理への配慮
・空気環境(シックハウス対策)
・光・視環境
・高齢者などへの配慮
・防犯対策
茨城県稲敷郡の「トラストコーポレーション」は
住まいの構造部、とくに屋根や外壁などの安全性を維持し
ながく住まいできる施工を心がけております。
お問い合わせはこちらから